川のせせらぎが聞こえる河童の壺 かっぱ寺 凰儀山 栖足寺

      2017/04/20

かっぱ寺栖足寺毎年2月、河津桜祭りが行われる河津川沿いから少し入ったところに静かに鎮座するのがかっぱ寺こと栖西寺。
栖足寺には「河童のかめ」と言われる壺があります。この河童のかめと呼ばれる壺には言い伝えがあり、栖足寺門外不出となっているそうです。

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昔話にもなっている栖足寺の河童のかめ

栖足寺の河童のかめは700年ほど前の鎌倉時代のものと言われています。その壺と栖足寺のお話は昔話にもなっていて「まんが日本昔ばなし」にも登場したそうです。

河童のかめの言い伝え

その昔、栖足寺の裏手にあった河津川の渕に河童が住んでいました。河童は渕で遊んでいる子供の足や水を飲んでいる馬のしっぱを引っ張ったりと悪戯をしていましたが、やがて里人に恐れられるようになり、果ては憎まれるようになって行きました。ある時悪さをした河童を捕まえた里人たちが河童を懲らしめようとしてる時、栖足寺の住職がきて「わしに免じて殺生はやめてほしい」と里人に頼み河童を助けました。住職は河童にもう悪さをせず、遠くの地へ行けと河童を逃がしました。

その夜、眠っている住職の元へ逃がした河童がやって来ました。河童は「和尚さんのお言葉通り、遠くの地へ参ります。つきましては、このかめを大切にしてください」と、かめを和尚さんに渡して去っていきました。不思議なことにこのかめに耳を傾けると川のせせらぎのような音がしました。不思議なことにこのかめから聞こえる川のせせらぎを聞くと悪意は霧のように薄れ、聞いた者の心は清々しく晴れていったとのことです。
この河童のかめは今でも栖足寺に大切に保管されています。

そしてこちらが栖足寺に大切に保管されている河童のかめ。栖足寺河童のかめ川のせせらぎのような音が聞こえる人聞こえない人、また体調などによっても聞こえる時と聞こえない時があるそうですが、私は耳を近づけるとすぐに水が流れているよな音が聞こえました。が、同行者は何度聞いても首を傾げていました(笑)

とてもダイナミックで素敵な栖足寺の御朱印

栖足寺御朱印きゅうりを持っている河童の印がとてもいいですね。そして胡瓜封じとは水分の多いきゅうりに病気を封じることで無病息災を祈る祈祷法のことです。

河津町のかっぱ寺 栖足寺 アクセスとまとめ

河津川のせせらぎが聞こえる河童のかめ、栖足寺を立ち去る前に河童は「このかめから川のせせらぎが聞こえる限り私はどこかで生きています」と伝えたそうです。と言うことは、この時の河童は今もどこかで生きている、ということですね。全ての生き物の命を大切にすること、そしてその小さな命に想いを馳せること。河津川の河童は大切なかめを栖足寺の住職に託すことで助けてもらったお礼とともに、命の大切さを教えてくれているような気がします。栖足寺ご住職と河童のかめご住職と河童のかめ。とても居心地の良い本堂でした。

本堂内には素晴らしい天井絵やいろいろな河童を集めた河童ギャラリーなどを拝観することができます。またまんが日本昔ばなしで放送された「かっぱのかめ」を見ることもできますので是非拝観されることをお勧めします。栖足寺

凰儀山 栖足寺
〒413-0515 静岡県賀茂郡河津町谷津256

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