父親にその仲を裂かれ他に嫁ぐことになった北条政子は、婚礼の夜に館を飛び出し、何もかも捨てて伊豆山権現に隠れていた頼朝のもとへ走った。
壮大なラブストーリーですねー。
そんなことから伊豆山神社は恋の強力なパワースポットとして多くの若い女性が訪れています。
手水舎には紅白の龍
伊豆山神社の象徴的存在でしょうか。手水舎には紅白2体の龍がいます。
お守りや御朱印帳にも紅白2体の龍が施されています。
この二体の龍は紅白二龍(せきびゃくにりゅう)と言い、この地下に住んでるという伝説。
赤が火、白が水。この火と水が協力して熱海の温泉を作っているんだとか。

伊豆山御朱印帳 見つめ合う龍がラブラブな感じ。
じっと見てると愛を確かめ合ってるように見えてきます
頼朝と政子が愛を語り合った腰掛け石
もちろん座ってみました。座ってみると美しい相模湾が一望できます。この海を見ながら二人はどんな会話をしていたんでしょうか。もしかしたら愛する二人には言葉なんていらなかったのかもしれませんね。
本宮にお参りして…え?違う?
伊豆山神社の境内までの参道は国道135号線からなんと837段の石段です。837!!
到底登れないので(笑)境内まで約180段の駐車場に車を停めて登り始めました。
が、この石段手すりがありません。極度の高所恐怖症の身としては登りの時点で竦んでしまった足を動かすのに必死でした。
やっと登りきり本宮が見えてきた時には感動すらしました。枝垂れ桜もきれいに咲いていました。
と思いきや伊豆山の本宮はここではなく、伊豆山郷土資料館の奥からさらに55分ほど登った山頂にあるのだとか。
お話によると本宮まで登ってこそのご利益だとか(笑)

伊豆山神社本宮参道入り口
注意書きにはヒールの高い靴やサンダルで登るのは禁止の文字。
ということでヒールできた私はここで断念。本殿でしっかりお参りしました。
スニーカーでも断念したでしょう、という話はなかったことに(笑)
先にも書きましたが伊豆山神社はすぐ下の駐車場からでも約180段の石段です。ヒールの高い靴ではここだけでも苦労します。注意して登ってくださいね。
御朱印をいただいて下山しました
強運を頂けることを祈りつつ。