【修禅寺 奥の院(正覚院)】弘法大師修行の場
修善寺温泉、修善寺より約5キロほど先に奥の院はあります。
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若き空海(弘法大師)修行の場 奥の院
奥の院は延暦10年(791年)に18歳の弘法大師(空海)が修行をしたところと言われています。
石段を上った先には馳籠の窟(かりこめのいわや)という岩洞があり、その岩壁には阿吽の滝と呼ばれる滝が懸かっています。
滝の右横、火山によってできた大迫力の板状節理(平らな板が規則正しく重なったような岩)の下には降魔壇(こうまだん)と言われる修行石があります。空海は修行の場をここに選びましたが天魔地妖(てんまちよう)が多く修行の妨げとなり、里人も煩わされていたので、天空に向かって大般若の魔事品(まじほん)を書いたところ、金色の経文が空中に現れ、魔衆は窟に閉じ込められ、その後仏法が広まり国土が治ったと言われています。
滝の前に鎮座する弘法大師 その場の空気は澄み切っているように感じます
馳籠の窟(かりこめのいわや)の前に鎮座する空海の像。阿吽の滝から発生するマイナスイオンのせいでしょうか、それとも弘法大師のパワーなのでしょうか、その前に立つと空気が澄み切っているように感じます。阿吽の滝はむしろ小さめの滝なのでこれほどガラリと空気を変えるマイナスイオンを発生させているとは思えません。やはり弘法大師のパワーなのかも…
ぜひこの清々しさを実際に体験することをお勧めします。
奥の院 御朱印
御朱印も清々しいですね。
修禅寺奥の院まとめとアクセス
伊豆にはパワースポットと呼ばれるところが沢山あります。熱海市の恋愛成就の強力パワースポット伊豆山神社や来宮神社が有名ですが、弘法大師修行の場、奥の院はまさしく強力ヒーリンクスポットであると思います。魔物が閉じ込められているという窟の前に鎮座する若き日の空海像を見ていると、心がどんどん穏やかになるのを感じることができるかもしれません。癒しと安らぎを頂けるパワースポットであると思います。
奥の院アクセス
修善寺温泉から約5キロ、清々しいほどの田園風景の中を行くと奥の院の駐車場が見えてきます。
駐車場は広いので車で行くのも安心です。
修善寺駅から車で20分程度ですがバスなどの交通手段はないようです。電車の場合はタクシーをお勧めします。
修禅寺 奥の院(正覚院)
静岡県伊豆市修善寺