伊豆北地震断層のズレ 国指定天然記念物丹那断層公園と火雷神社

      2017/03/10

国指定天然記念物丹那断層

丹那断層公園

春には桜が綺麗な丹那断層公園です。

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丹那断層のどかな丹那盆地の南側にある丹那断層公園。
その名前の通り、北伊豆地震で横ズレをした断層を見ることができます。
北伊豆地震は昭和5年11月26日午前4時過ぎに発生したマグニチュード7.3、最大震度6の直下型の地震でした。
震源地は丹那盆地付近、深さ5km以内。この時動いた断層が丹那断層です。
丹那断層は箱根の芦ノ湖から伊豆市修善寺までの約30km。
丹那断層は約700年から1000年の周期で活動を繰り返し、約2メートルの割合で左横ズレを続け、約50万年前から現在まで左横ズレ1㎞、西側地塊100m以上周期したと推定されるそうです。
丹那断層は気の遠くなるような長い年月、繰り返し活動を続けてきた活断層なのです。

水平にズレている丹那断層

国指定天然記念物に指定された丹那断層公園では2mの断層のズレを見ることができます。

丹那断層

直線だったはずの石積みの水路。赤いプレートが断層の位置です。

丹那断層

円形に石が積まれていた塵捨場。ズレがよくわかります。

この塵捨て場は円だけにズレがよくわかりますね。
初めて見た時は「レプリカじゃないの?」と思うほどのこのズレ。
じっと見ていると大地のパワーを恐ろしいほどに感じます。
丹那断層

断層地下監察室

丹那断層地下監察室丹那断層公園には地下監察室があり、丹那断層の地中の状態を観察できます。
丹那断層地下監察室断層の様子。残念ながら落書きがありました。悲しいですね。

丹那断層のズレ 伊豆北地震もうひとつの爪痕 火雷神社

火雷神社とても趣のある火雷神社。
こちらは地震後に建てられた新しい鳥居。

火雷神社二つある石段は左が当時のもの、右が地震後新しく作られたものです。
鳥居と石段の間に断層があり、本来石段の正面にあったはずの鳥居が右にズレています。
逆トの字のように見えるのが正面から見て鳥居の左側。右側は崩れ落ちてしまっています。
火雷神社境内から。崩れ落ちた鳥居の残骸が当時のまま残されています。

東日本大震災以来、日本では大きな地震が続いています。南海トラフもひずみが蓄積されていると報道されました。
今回断層の上に立ち、本当に大地の凄まじいパワーを感じました。
いつか自分が遭遇するかもしれない大地震、生き延びるための備えをしっかりしないといけないと、今回強く感じました。
熊本の1日も早い復興を心から願います。

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