海に現れる道 三四郎島と神秘的な西伊豆堂ヶ島トンボロ現象

      2017/03/10

トンボロ

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海が割れて道になる

干潮の時に現れた海底が道になり、普段は海によって隔てられている陸と島がつながることをトンボロ現象と言います。
夕日が美しい西伊豆町でその珍しい現象を見ることができる場所があります。
それが三四郎島。
三四郎島は西伊豆町堂ヶ島沖合いにある「伝兵衛島」「中ノ島」「沖ノ瀬島」「高島」からなる4つの島です。四つに見えたり三つに見えたりするので三四郎島と言うそうです。

干潮の時に現れた海底が道になり、普段は海によって隔てられている陸と島がつながることをトンボロ現象と言います。このトンボロ現象を見られるのは日本でも数カ所で大変に珍しい現象です。
西伊豆堂ヶ島の三四郎島と陸地の間に現れる海の道を渡ってきました。
現れた石コロだらけの海の底を歩きます。

目の当たりにするととても神秘的な海の道

トンボロ堂ヶ島のトンボロ現象は陸地から陸地に一番近い伝兵衛島の間に現れます。数時間後にはここは海の底になって、小さな船は行き来できるとのこと。改めて潮の満ち引きの神秘を感じます。ああ、今は月の引力弱いんだなぁ…などと宇宙に想いを馳せてみたり。

全国にあるトンボロ現象によりできる「道」は歩きやすい砂場だったり、また反対に岩がゴロゴロだったり。堂ヶ島のトンボロ現象の道はどちらかといえば歩きにくい方に入るのかもしれません。潮が引いたばかりの完全に乾いてない時などは大変に滑りやすいようです。

三四郎と小雪の悲恋物語

三四郎島もう一つの三四郎島の名前の由来は
平家の追っ手から逃れ、中ノ島へ身を隠す源頼朝の家臣三四郎。そしてその三四郎に恋心を抱く豪族瀬尾行信の娘、小雪。
小雪は引き潮の時に現れるトンボロの道を渡り三四郎との逢瀬を繰り返しました。逢える時間はほんの数時間。中ノ島での時間はきっと夢のようだったと想像します。
そんな折、治承4年小雪の父瀬尾行信の元へ頼朝より源氏再興の兵を挙げる出陣の急使。小雪は源頼朝挙兵の報を伝えようと三四郎が身を隠す中ノ島へ渡ろうとしますが満ち潮。
それでも小雪は三四郎に出陣の書状を渡すために無理を承知で海に飛び込みます。
波は想像以上に高く、小雪は愛する三四郎に書状を渡すことなく海に消えていきました。

純愛すぎます(涙)
そして波の高さうねりは小雪はわかっていたかもしれないですね。それを覚悟で三四郎のことを想い渡ろうとしたのかもしれません。
そんな純愛からでしょうか。トンボロ現象を見ることができるとラッキーと言われているようです。
トンボロトンボロ現象が見られる瀬浜海岸には数台ですが駐車場があります。が、その駐車場に降りるまでの道は大変に狭く、普通車でもコンパクトカータイプでないと危険かもしれません。海岸までは急な坂道ですが、のんびりゆっくり歩いて行かれることをお勧めします。

風光明媚な堂ヶ島。
三四郎島は満ち潮の時でもとても美しい島々です。
伊豆の美しさ、ぜひ堪能してみてください。
また引き潮の時間は日によって変わります。トンボロ現象を見るにはしっかりと引き潮の時間をご確認ください。

西伊豆堂ヶ島温泉 トンボロ現象
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科

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