静岡県伊豆市修善寺にあります「修禅寺」、「修禅寺」は、弘法大師空海によって開創され、、鎌倉幕府二代将軍、源頼家公の菩提寺です。すぐ近くには、修善寺を訪れた空海(弘法大師)は桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた仏具(独鈷杵)で川の岩を打ち霊泉湧き出させ、その湯に浸かったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まったと伝わる独鈷の湯などが観光名所として知られています。

独鈷の湯には、今立ち入ることはできなくなっていますが、初めて訪れた平成29年(2017年)頃は、まだ見学できたと思ったケロ!これも時代の流れということなんでしょうね、残念ケロ!
修禅寺の御紹介!
大同二年(807)修禅寺 開創
修禅寺は、真言宗の開祖。弘法大師、空海によって開創されました。修行の為、この地を訪れた弘法大師が、桂川で年老いた父親の患部に川の水を掛ける親子を見かけ、不憫に思い。持っていた法具。独鈷(どっこ)で岩を砕いた所、熱湯が湧き出たと伝わっています(伊豆国風土記参照)。熱湯が湧き出た場所は、現在でも独鈷(とっこ)の湯として修禅寺前の桂川にあり、町の観光名所となっています。
※密教法具は独鈷は(どっこ)。独鈷の湯は(とっこ)と読み方が異なります。
様々な教えや奇蹟で地元の人々がお大師さまに帰依した為、弟子のひとりであった、杲隣大徳(こうりんだいとく)だけがお残りになり、伽藍を建立し、【福地山修禅萬安禅寺】と名付けました。
修禅寺公式WEB 「修禅寺について」
https://www.shuzenji-temple.jp/about-shyuzenji (2025年2月1日閲覧)
年中行事
1月1日 修正会
1月7日 開山忌
2月 節分・豆まき
2月15日 釈尊涅槃会
3月17日 頼家公彼岸供養
3月21日 春季彼岸法要
4月2日 花まつり釈尊降誕会
4月20日 弘法忌春季大祭 一日目
4月21日 弘法忌春季大祭 二日目
5月21日 平和観音大祭
修禅寺公式WEB 「行事・祭事」
https://www.shuzenji-temple.jp/gyouji-zaiji-shuzenji (2025年2月1日閲覧)
7月2日 弁天祭
8月1日 山門大施食会・盆踊り
8月20日 弘法忌秋季大祭一日目
8月21日 弘法忌秋季大祭二日目
9月15日 範頼公墓前祭
11月1日~11月30日 本尊御開帳
11月7日 桂谷八十八霊場巡拝 初日
11月8日 桂谷八十八霊場巡拝 二日目
11月9日 桂谷八十八霊場巡拝 三日目
12月8日 成道会
12月 冬至の日 奥之院 星まつり
12月31日 除夜の鐘
修禅寺と独鈷の湯




修善寺、指月殿

修善寺で暗殺された頼家の冥福を祈って母政子が修禅寺に寄進した経堂で、伊豆最古の木造建築物といわれています。2022年9月3日撮影

修善寺、源頼家公のお墓と家臣十三士のお墓

2022年9月3日撮影

修禅寺、奥の院





降魔壇と書かれた看板がある石段を上がったところに、駆篭の窟という岩の洞がありました。岩壁にかかる阿吽の滝の飛沫をかぶる弘法大師像が鎮座されていらっしゃいました。わずかではありましたが心を洗い静かな時をいただくことができ感動でした。YouTube ショート動画で掲載
https://youtube.com/shorts/fry_31_XDcs?feature=share
御朱印をいただいてきました!


アクセスと公式サイト紹介!
福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)|修禅寺
住所:静岡県伊豆市修善寺964
車でのアクセス
◆東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆中央道(有料)、修善寺道路(有料)利用、およそ30分。
◆東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから国道1号線経由、国道136号線で下田方面へ。およそ50分。
電車バスでのアクセス
◆東海道線・新幹線で三島駅乗り換え・伊豆箱根鉄道(約32分)終点、修善寺駅下車
修善寺駅から
【バス】…『修善寺温泉行き』で約10分、終点修善寺温泉駅下車
【タクシー】…約10分
修禅寺公式WEB「交通案内」 https://www.shuzenji-temple.jp/access-shuzenji (2025年2月1日閲覧)
福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)|修禅寺奥の院
車でのアクセス:修禅寺本堂よりおよそ15分
最後に
修禅寺、修禅寺奥の院、指月堂等、観光でお越しの方々が多いと思います。伊豆全体とすれば、春は河津桜、夏は海水浴、秋は紅葉、冬は温泉と多くの観光資源がある中、伊豆のほぼ中央に位置する伊豆市、修善寺温泉は昔から多くの方が訪れていらっしゃるそうです。近年ではNHK大河ドラマ脚本三谷幸喜先生の「鎌倉殿の13人」との事でたくさんの方がお見えになったともお聞きしています。伊豆修善寺温泉にお越しの際は、修禅寺、修禅寺奥の院へと参詣されてみてはいかがでしょう!

旅するカエル、ケロ!修禅寺奥の院までは、看板はあるものの細い道で間違えたかもと思うくらいの道を通っていきます。お越しの際は、完全にナビを信じていくしかないと思いましたよ。
今回も迷って、迷ってやっと着いたケロケロ!