東京都千代田区にあります靖國神社、昭和22年から始まった夏のみたままつり、実際に訪れてみると本当に圧巻です。
みたままつり(みたま祭り)とは、靖国神社(東京都千代田区)で毎年7月13日から16日までの4日間にわたって開催される慰霊行事です。正式名称は「みたままつり 奉納夜祭」で、昭和22年(1947年)から続く行事ですね。
見どころとしては、約3万を超える提灯が境内・参道に掲げられ、幻想的な光景を演出と和太鼓・神楽・盆踊りなどの奉納芸能も行われ、華やかな雰囲気、境内には多くの屋台(露店)も並び、夏祭りのような賑わいで、夜になると提灯が灯され、訪れる人々の心を和ませてくれます。この夏の夕暮れから夜にかけてのこのひと時、この風景、地元の神社で行われる夏祭りとは全く別物の風景がそこにはあります。ぜひ、一度足を運んでみてくださいね。
靖国神社でのケロ実践の参拝方法
拝殿までの参拝まで
- 参道の中央は神様の通り道、端を歩きます。
- 第一鳥居、第二鳥居をくぐる時:くぐる前に一礼
※第二鳥居をくぐる前で駐車場出口を渡りますが、動物、ペットは不可です。 - 大手水舎で手を清め、口を清める:右手で柄杓に水を汲み左手を清め、柄杓をもちかえ右手を清め、
再度右手に柄杓を持ち、左手に水をため口をすすぎ、柄杓に残った水を柄杓を縦にしこぼし、柄杓を手水舎へと戻す。
※大手水舎にやり方があったような・・・。 - 神門:くぐる前に一礼
- 中門鳥居をくぐる時:くぐる前に一礼
- 初詣、年末詣では、多くの方が参拝に来られていますので列に並んで拝殿まで進みます
- 拝殿前、お賽銭:お賽銭は投げずに静かに賽銭箱へ入れる。
- 参拝:二回できれば90度くらい(腰が痛くて無理でしたケロ)のお辞儀、二回拍手、一回お辞儀。
※二礼、二拍手、一礼 - 上記の参拝後、右側の朱印所方面に出ると授与品や御朱印をいただく際、便利ですのでケロはいつも右側へとはけます。
参拝から御朱印や授与品を拝受した後、帰る時
- 御朱印をいただいたらそのまま能楽堂の方へと進みます。そこから、左へ行くと遊就館、右へ行くと南門へと進めます。
- 中門鳥居の前で一礼
- 神門をくぐり終えてから一礼
- 初詣の3が日には、左手に振る舞い酒をいただけますので、ケロはしっかりよって頂きます。
(桝を持ってきていただいていらっしゃる方もいましたよ。ケロも次回こそは(๑・‿・๑)) - 第二鳥居をくぐってから一礼
- 駐車場出口へ向かう道付近で警察官がいらっしゃって目があったら、お疲れ様の一礼ケロ
- 第一鳥居をくぐってから一礼
ここまでがケロケロ流参拝方法ケロ!参考にしてみてケロ!
よく言われるのが次の点。
・参道の中央は神様の通り道なので端を歩く事
・鳥居の前では、一礼する事
・お賽銭は投げない事
・神社によっては、参拝作法が違いますが基本は、2礼、2拍手、1礼
東京都神社庁公式WEB「参拝の作法」
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/sanpai/ (2025年4月6日閲覧)

靖国神社の紹介(御祭神)
靖國神社には、戊辰戦争(戊辰の役)やその後に起こった佐賀の乱、西南戦争(西南の役)といった国内の戦いで、近代日本の出発点となった明治維新の大事業遂行のために命を落とされた方々をはじめ、明治維新のさきがけとなって斃れた坂本龍馬さかもとりょうま・吉田松陰よしだしょういん・高杉晋作たかすぎしんさく・橋本左内はしもとさない といった歴史的に著名な幕末の志士達、さらには日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争(第二次世界大戦)などの対外事変や戦争に際して、国家防衛のためにひたすら「国安かれ」の一念のもと、尊い生命を捧げられた方々の神霊みたま が祀られており、その数は246万6千余柱に及びます。
その中には軍人ばかりでなく、戦場で救護のために活躍した従軍看護婦や女学生、勤労動員中に軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々も数多く含まれており、その当時、日本人として戦い亡くなった台湾及び朝鮮半島出身者やシベリア抑留中に死亡した軍人・軍属、大東亜戦争終結時にいわゆる戦争犯罪人として処刑された方々なども同様に祀られています。
このように多くの方々の神霊が、身分・勲功・男女の区別なく、祖国に殉じられた尊い神霊(靖國の大神)として一律平等に祀られているのは、靖國神社の目的が「国家のために一命を捧げられた方々の霊を慰め、その事績を後世に伝えること」にあるからです。つまり、靖國神社に祀られている246万6千余柱の神霊は、「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」であるという一点において共通しています。
靖国神社公式WEB「靖国神社について」
https://www.yasukuni.or.jp/history/detail.html (2025年4月6日閲覧)
靖国神社へ参拝
みたままつりの靖国神社(夕刻)



みたままつりの靖国神社(夜)



みたままつりの情報は、靖国神社公式WEB「新着情報」からご確認ください。
令和3年(2021年)みたままつりで授与いただいた御朱印

みたままつりには、平日会社帰りに参拝した覚えがあります。
毎年のように、みたままつりにお伺いしていましたので、当たり前のような感じでいますが、地方に住んでいたら、なかなかこのみたままつりでの参拝はむつかしいような気もします。それでもたくさんの方がいらっしゃっているという事は、泊りがけで来られているのでしょうね。
今年もできれば例年通り参拝に行きたいと思っています。
アクセスと公式サイト紹介
住所:東京都千代田区九段
電車・バス・徒歩でのアクセス
◾️JR
・中央・総武線各駅停車
「飯田橋駅(西口)」「市ケ谷駅」より各徒歩(約10分)
◾️地下鉄
・東西線/半蔵門線/都営新宿線
「九段下駅(出口1)」より徒歩(約5分)
・東西線/有楽町線/南北線/都営大江戸線
「飯田橋駅(A2出口、A5出口、B2a出口)」より徒歩(約10分)
・有楽町線/南北線/都営新宿線
「市ヶ谷駅(A4出口)」より徒歩(約10分)
◾️バス
・九段下~高田馬場系統「九段上停留所」より徒歩(約1分)

靖国神社公式WEB はこちら
靖国神社、参拝と四季折々の風景

旅するかえる、ケロ!年に数回は参拝にお伺いしているケロ。そんな風景を掲載しながら、靖国神社をご紹介していきたいと思っているケロ!!本当は、月替り限定御朱印のページも作りたかったケロですが・・・うう!
・靖國神社|春、桜咲く靖國神社の春
・靖国神社|夏、みたま祭りでしのぶ靖國神社の夏
・靖國神社|秋、紅葉の彩り靖國神社の銀杏並木
・靖國神社|冬、1年の終わりと1年の始まり、靖國神社の冬
最後に

靖国神社で行われた「みたままつり」に今年も来ることができました。
参道に並ぶ3万を超える黄色い提灯の明かりに包まれながら歩いていると、現代の喧騒を忘れるような不思議な静けさを感じました。
提灯には献灯した方々の名前が書かれていて、それぞれの祈りや思いが込められているのが伝わってきます。
夏の始まりに、心が浄化されるようなひとときを過ごせました。来年もまた訪れたいと思います。東京都千代田区九段下へとお越しの際には、靖国神社参拝へ、いかがでしょうか!