


1.詳細な由緒・御縁起(歴史の裏話)
詳細な由緒・御縁起(歴史の裏話)
慶長8年(1603年)、徳川家康公の命により、江戸幕府の開府と同時に「江戸の防火・防災の守護神」として創建されました。
愛宕神社がある「愛宕山」は、天然の山としては東京23区内で最高峰(標高26メートル)を誇り、江戸時代には江戸の街並みや東京湾が見渡せる絶景の物見スポットとして賑わいました。
また、幕末の歴史が大きく動いた場所でもあり、万延元年(1860年)の「桜田門外の変」の際、水戸浪士たちがここに集結して祈願してから江戸城へ向かったり、勝海舟が西郷隆盛を伴って山頂に登り、江戸の街を見下ろしながら「江戸城無血開城」の江戸を火の海にしないための直談判を行ったという、歴史のロマンがぎっしりと詰まった聖地です。
2.御祭神(どのような神様か)
火産霊命(ほむすびのみこと): 火の神様。「火の持つ圧倒的なエネルギー」から、防火・防災だけでなく、仕事の運気を燃え上がらせる商売繁盛・印刷コンピュータ関係の守護神としても信仰されています。
罔象女命(みづはのめのみこと): 水の神様。
大山祇命(おおやまつみのみこと): 山の神様。
日本武尊(やまとたけるのみこと): 武徳(勝運)の神様。
3.ストーリーを彩る境内の見どころ
出世の石段(男坂):
正面にそびえる、全86段、傾斜約40度という見上げるような急勾配の石段。江戸時代、三代将軍・徳川家光公が「誰か、あの崖の上の満開の梅を馬で取って参れ」と命じた際、四国丸亀藩の曲垣平九郎(まがきへいくろう)が見事に馬で石段を駆け上り、家光公から「日本一の馬術の名人」と絶賛され、一晩で出世したという講談の逸話から「出世の石段」と呼ばれています。
女坂:
男坂の右手にある、緩やかな曲線を描く石段。男坂の急勾配に躊躇う参拝客や、機材を持ったADたちがホッとする優しいアプローチです。
招き石(まねきいし):
社殿のすぐ近くにある、触ると福が身につくとされる不思議な石。
児の水(ちごのみず)池と錦鯉:
山頂の静謐な境内にある美しい池。色鮮やかな錦鯉が優雅に泳ぎ、都會のオアシスらしい癒しの空間を演出します。また、境内には「白い看板猫」など、猫たちがのんびり暮らしていることでも有名です。
4.年間の注目行事
6月23日・24日:千日詣り(ほおずき市):
浅草寺と並び、この日に参拝すると「1,000日分」お参りしたのと同じ功徳があるとされ、境内には茅の輪が設置され、ほおずきの露店が並びます。
9月:出世の石段祭り(隔年開催):
数年に一度、あの急勾配の「出世の石段」を、重さ神輿が威勢の良い掛け声とともに一段ずつ担ぎ上げられる、大迫力のお祭りです。
5.ここだけの特別な授与品
おねがい絵馬(勝運・出世):
出世の石段を駆け上る「馬と梅の花」が描かれた、仕事運アップの非常に縁起の良い絵馬。
天狗の団扇守(てんぐのうちわまもり):
愛宕山に住むとされた天狗の団扇をかたどった、災難を払い除け、勝利を呼び込むお守り。
勝運守(しょううんまもり):
ビジネスや人生のここ一番の勝負どころで勝利を掴むための、力強いお守り。
6.御朱印と季節の展開
通常御朱印:
基本は「直書き」対応。中央に「愛宕神社」の墨書と、徳川家ゆかりの「三つ葉葵」の朱印、そして左下に「出世の石段」のスタンプが押されるのが特徴で、ビジネスパーソンのお守り代わりとしても人気です。
限定御朱印:
6月の「千日詣り」や、新年の初詣の時期には、特別な金のスタンプや限定の趣向が凝らされた御朱印が授与されます。
7.御朱印受付時間
毎日: 9:00 〜 16:00(年中無休、土日祝も対応可能)
8.詳細アクセス(ロケ班の移動シミュレーション)
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」3番出口より徒歩約5分
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩約5分
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」1番出口より徒歩約8分
都営三田線「御成門駅」A5出口より徒歩約8分。オフィスビルの間から突如現れる山へとアプローチします。
9.徒歩10分圏内の近隣パワースポット(連載の横展開用)
① 虎ノ門金刀比羅宮(とらのもんことひらぐう): 徒歩約7分。
見どころ: 虎ノ門ヒルズのすぐ麓にあり、高層ビルと見事に融合した近代的な神社。四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)が彫られた珍しい鳥居があり、金運・商売繁盛の強力な聖地。
② 芝東照宮(しばとうしょうぐう): 徒歩約10分。
見どころ: 芝公園内、東京タワーのすぐ近くにあり、徳川家康公を祀る。家康公が還暦の際に作らせた等身大の寿像(重要文化財)が祀られており、勝運のご利益が有名。
③ 増上寺(ぞうじょうじ): 徒歩約12分。
見どころ: 徳川家の菩提寺であり、大迫力の三解脱門とバックにそびえる東京タワーの対比が最高の撮影スポット。「黒本尊」と呼ばれる、家康公の勝負運を支えた秘仏が有名。
10.最後に【撮影現場からAD近藤&まゆみのミニ日記】
★愛宕神社本格参拝ストーリー最終章を掲載を終え・・★
皆さんこんにちは!ADの近藤とまゆみです!
愛宕神社編の最終章、冬の男坂を駆け抜けた本格短編ストーリー、いかがでしたでしょうか。
新春の凛と張り詰めた空気のなか、一年の仕事運を掴もうとする参拝客の皆さんの熱気と、冬の澄んだ青空に突き抜ける全86段の石段のパワーは、本当に息を呑むほどの美しさでした。
極寒のなか、指を真っ赤にしながら撮影するチーコ先輩を、蒼井先輩が自分のポケットに手を引き入れて「俺の人生のファインダーの真ん中はお前だけだ」とガツンとプロポーズした瞬間、私たちADコンビ、後ろで悶絶して大号泣してしまいました……!
さらに、佐久間さんの「脇役は卒業して、生涯の主役にしてほしい」という男気あふれるストレートな言葉にも、胸キュンが止まりませんでした!
チームケロの物語は、この出世の石段の頂上で、最高に熱いハッピーエンドを迎えました!
これですべての季節が結ばれましたが、私たちの東京神社仏閣巡りの旅はまだまだ終わりません!
次回からは、また新たな素敵な聖地での物語がスタートしますので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね!
(AD:近藤・まゆみ)