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第1期「君の面影を探す港区散歩」

第6話 桜のない季節に

亡き妻と桜を見た増上寺を、ケロが落葉の十一月に一人で再訪。受診前に花の話だけをした春の記憶と、家族写真のシャッターを押す現在が重なる、静かな東京寺院散歩です。
第1期「君の面影を探す港区散歩」

第5話 二つだった御守り

亡き妻と芝大神宮で二つ選んだ御守りが、一つだけ残っていた。ケロが失われた形を追うのをやめ、夫婦で過ごした時間を自分の内側に残していく、静かな東京神社散歩です。
第1期「君の面影を探す港区散歩」

第4話 弁財天に願わなかったこと

亡き妻が宝珠院の弁財天を前に、願いを書かなかった理由とは。ケロが病気平癒という答えを急がず、分からない記憶をそのまま受け止める、静かな東京寺院散歩です。
第1期「君の面影を探す港区散歩」

第3話 東京タワーを見上げた夕暮れ

亡き妻と交わした東京タワーの夜景の約束。ケロが飯倉熊野神社を一人で訪れ、果たせなかった約束を「二人で途中まで歩いた記憶」と捉え直す、静かな東京社寺散歩です。
第1期「君の面影を探す港区散歩」

第2話 銀杏の下で待っていた人

亡き妻を待たせた日の記憶を抱え、ケロが麻布氷川神社を一人で再訪。まだ青い銀杏の下で、待つ人にも時間があると知る、切なく静かな東京神社散歩です。
第1期「君の面影を探す港区散歩」

第1話 ケロという名をくれた君

亡き妻と歩いた十番稲荷神社を、Teamケロのオーナー・ケロが一人で再訪。がま池伝説の蛙像を前に、愛称に込められた妻の願いを知る、少し切ない東京社寺散歩です。
第1期「君の面影を探す港区散歩」

プロローグ 写真の向こうに君がいた

午後七時を少し回ったころ、Teamケロの事務所には、私ひとりが残っていた。若い連中は、もう帰った。正確に言えば、帰らせた。チーコは最後まで写真の色を気にしていたし、蒼井君は翌日の撮影順をもう一度確認したがった。佐久間君はメモリーカードを机に...