東京都墨田区両国にあります「回向院」、「回向院」は、回向院公式サイト開創ページで公開されています通り、「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」の理念が今も優しく生きているお寺ですね。旅するカエル、ケロ!本当に一押しのお寺です。御朱印やお守りの事についても優しさがにじみ出るご説明と授与をしていただきましたよ。

どなたでもお気軽に!そんな堅苦しさもなく優しい感じの「回向院」、ネコが散歩していておなかを見せながら愛嬌を振りまいている風景にマジ癒されたケロ!
開創
日本一の無縁寺誕生
回向院は、今からおよそ360年前の明暦3年(1657年)に開かれた浄土宗の寺院です。
この年、江戸には「振袖火事」の名で知られる明暦の大火があり、市街の6割以上が焼土と化し、10万人以上の尊い人命が奪われました。この災害により亡くなられた人々の多くは、身元や身寄りのわからない人々でした。当時の将軍家綱は、このような無縁の人々の亡骸を手厚く葬るようにと隅田川の東岸、当院の現在地に土地を与え、「万人塚」という墳墓を設け、遵誉上人に命じて無縁仏の冥福に祈りをささげる大法要を執り行いました。このとき、お念仏を行じる御堂が建てられたのが回向院の歴史の始まりです。
この起こりこそが「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」として現在までも守られてきた当院の理念です。
回向院公式WEB 「開創」
https://ekoin.or.jp/history/ (2025年1月18日閲覧)
その後の繁栄
無縁寺・回向院は一方、境内堂宇に安置された観世音菩薩や弁財天などが江戸庶民に尊崇され、様々な巡拝の札所にもなりました。また江戸中期からは、その地の利が尊ばれて全国の有名寺社の秘仏秘像の開帳される寺院として、境内は毎年のように参詣する人々で殷賑をきわめました。
そして江戸後期になると勧進相撲の定場所が当院に定められ、明治末期までの七十六年間、いわゆる“回向院相撲”の時代を日本相撲史上に刻したのです。回向院の歴史はこのように見ると一見隆盛一途をたどったかのように受け取られがちですが、当院自体も度重なる大火に被害をこうむり、明治の廃仏毀釈、大正の大震災、更には第二次大戦下の大空襲などによって、幾度か存亡の危機に立たされたのです。
しかし、その時その時の歴代住職は檀信徒の浄信にささえられ、由緒あるこの寺院の法灯の絶えぬよう骨を惜しまず身を砕き、その度ごとに一大危機を乗り切ることが出来ました。その根本は、申すまでもなく、御仏の御加護、万霊のお力によるのであり、開祖法然上人、また開山上人に対する報恩の念のひとしお深くされる由縁です。
回向院公式WEB 「開創」
https://ekoin.or.jp/history/ (2025年1月18日閲覧)
年中行事
・朝夕の勤行 (毎日)。 ※16時よりの夕勤行はどなたでも参加できます。
・水子供養 (毎日15時より)。 ※2月第1土曜日には水子総供養を行います。
・修正会 ※毎年元旦。
・春秋両彼岸会 ※彼岸中毎日。
・諸動物総回向 ※春秋彼岸中及び施餓鬼会中。
・両国にぎわい祭り ※令和6年4月28日(土)、4月29日(日)
・盂蘭盆法会 ※毎年7月13日~15日
・施餓鬼会 ※毎年6月19日 毎年7月19日
・千体地蔵尊供養会 ※毎年8月24日
・十夜法会 ※毎年10月19日
回向院公式WEB 「活動・年中行事」
https://ekoin.or.jp/activity/ (2025年1月18日閲覧)
回向院散策


回向院でみつけた「一筆写経」


回向院で頂いた授与品紹介



御朱印をいただいてきました!


令和6年(2024年)11月23日
穏やかな晴れた秋の日に「回向院」散策に行ってまいりました。
お寺の雰囲気が本当に暖かく感じ、何回もお伺いしたくなるほどのお寺です。多分、2025年もお伺いするような気がします。
アクセスと公式サイト紹介!
住所:東京都墨田区両国2-8-10
電車・徒歩でのアクセス
1.JR総武線両国駅西口より徒歩3分、
2.地下鉄大江戸線両国駅より徒歩10分

回向院 公式WEBはこちら
JR総武線両国駅に初めておりました!横綱の写真が大きくドーーーン!マジ感動ものですケロ!

最後に
回向院、浄土宗のお寺であり檀家さんもたくさんいらっしゃるお寺だと思います。また動物愛もすごく感じる温かく優しいお寺だと思った旅するカエル、ケロ!、多分生きているうちにこれから何回も行きそうな気配です。両国駅近くにお越しの際は、回向院へと参詣されてみてはいかがでしょう!

旅するカエル、ケロ!この前インフルエンザでダウンした際、夢うつつで「回向院」の境内をグルグルと…、本当にお気に入りになってしまったケロ!!