東京都調布市にあります深大寺、深大寺は、開祖である満功上人の両親が深沙大王のご加護で結ばれたことに由来する縁結びの御利益と、元三大師(がんざんだいし)の厄除けで有名な天台宗の寺院です。初詣の時期もダルマ市の時期にも多くの方が訪れています。また、深大寺周辺にある「深大寺そば」も大変有名ですね。厄除け、縁結び、出世開運、商売繁盛を願い参詣しつつ、深大寺そば、団子、楽焼などを楽しむのはいかがでしょうか。

旅するカエル、ケロ!が初めて深大寺に参詣したのは、1990年代に数回、それから30数年たち2023年1月の初詣から、訪れるようになったケロケロ!ここの深大寺も何かしらの縁を感じるケロケロケロ!!
深大寺の御紹介!
深大寺開創
縁起』によれば、深大寺を開いた満功上人(まんくうしょうにん)の父、福満(ふくまん)が、郷長右近(さとおさうこん)の娘と恋仲となりましたが、右近夫妻はこれを悲しみ、娘を湖水中の島にかくまってしまいます。時に福満は玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)の故事を思い浮べ、深沙大王堂王(じんじゃだいおう)に祈願して、霊亀の背に乗ってかの島に渡ることが出来たのです。娘の父母もこの奇瑞を知って二人の仲を許し、やがて生まれたのが満功上人であったと伝えています。
長じて満功上人は、父福満の宿願を果すために出家し、南都に法相(ほっそう)を学び、帰郷後、この地に一宇(いちう)を建て深沙大王堂王を祀りました。時に天平五年(七三三)、これが深大寺開創の伝説であります。
いま深大寺の境域は清水にめぐまれ、その清冽な水はつきない流れとなって、かつては下流の田を潤してきました。古代、その水を求めて集まった人々の泉に対する感謝の心は、素朴な水神信仰を生み、やがて仏教の伝来とともにこの霊地に注目して寺が建立されたといわれます。これが草創期の姿なのでありましょう。
深沙大王堂王は本来、疫病を除き、魔事を遠ざける効能のある神とされています。唐の玄奘三蔵が経典を求めて天竺に赴く途次、砂漠での難を深沙大王堂王が救ったという説話は有名ですが、深大寺では例年十月に深沙大王堂で大般若経(だいはんにゃきょう)六百巻の転読会を厳修しますが、堂内には玄奘と向い合って鬼神の姿の深沙大王堂王像が描かれている十六善神図が掲げられます。
かくして『縁起』には、淳仁天皇が「浮岳山深大寺」の勅額を下し、大般若転読を永式と定める鎮護国家の道場になったことを伝えています。
深大寺 公式WEB「歴史と文化財 03.深大寺開創と水神「深沙大王堂王」」
https://www.jindaiji.or.jp/about/history_03.php (2025年2月14日閲覧)
深大寺元三大師像
加えて『縁起』には、慈恵大師良源(じえだいし りょうげん)大僧正の尊像が祀られたと記されています。
良源大僧正は正月三日の入滅により、元月三日の大師さま、通称「元三大師(がんざんだいし)」として有名ですが、荒廃していた比叡山諸堂の復興など数多の功績を上げられたので、比叡山中興の祖、また「おみくじ」を初めて作られたことから「おみくじの祖」としても崇められています。
生前、人並みはずれた霊力により数々の奇跡を起したので、やがて比叡全山に種々の伝承をもつ大師像が祀られるようになりました。通常、等身大かそれ以下で造られることが多い大師像にあって、深大寺の元三大師像は、なんと坐像でありながら2メートル近い巨像であり、僧形の古像では日本最大の大きさです。見開いた目や頬骨が張った輪郭、筋張った首などの造形表現など極めて写実的であり、鎌倉時代の力強い作風の特徴を備え、見る者をして驚愕せしむ迫力があります。
あわせて『縁起』には「源家の高運を祈り、護国保民の要法怠る事なし」と、深大寺が源家の尊崇を集めていたとあります。この点について、最近、史料調査が進展し、深大寺には鎌倉幕府初代将軍である源頼朝の甥である範円(はんえん)や源昭(げんしょう)、九代将軍の子である守慧(しゅけい)が深大寺別当や住僧であったことがほぼ確実視されています。このことは、『縁起』の内容が客観的な史料から裏付けられるのと同時に、鎌倉幕府が中世の深大寺の隆盛、特に巨大異形の元三大師像の造像背景に介在していた可能性を抱かせるのです。
元三大師像の造像について『縁起』には、「武蔵深大寺は代々の勅願所なり、此の影像を安置し、国運を守り、東国の群生を化益し給わん」とあります。元三大師像を安置し、国運を守るというのです。これは、かの「元寇」との関連を想起させるのです。
すなわち蒙古襲来の際、鎌倉幕府は比叡山をはじめ全国の主要寺社に異国調伏の祈祷を命じました。深大寺元三大師像の巨大さは尋常ではありません。この尊像が異形中の異形であるのは、幕府の命を受け、異国調伏のために国家規模レベルで造像されたとしか考えられない、とまでいわれています。これまで秘仏であるがゆえに、深大寺元三大師像の研究は進展していませんでした。しかし古来の寺伝とは違う新たな視点として、近年深大寺の大師像が捉え直される機運があるのです。
深大寺 公式WEB「歴史と文化財 05.鎌倉幕府と深大寺元三大師像」
https://www.jindaiji.or.jp/about/history_05.php (2025年2月11日閲覧)
これまでは、疫病退散のご利益がある「元三大師」の護摩札での御祈願は出来ませんでしたが、いつかは御祈願をしたいと思っているケロケロ!

年中行事
■年中行事
・1月 初詣大護摩供
・2月2日 節分会
・3月3日、4日 厄除元三大師大祭・だるま市
・4月下旬〜5月上旬 なんじゃもんじゃコンサート
・5月3日 童子まつり
・10月〜11月ごろ 十三夜の会
・10月中旬 大般若転読会
深大寺 公式WEB「年中行事」
https://www.jindaiji.or.jp/event/ (2025年2月14日閲覧)

2023年には、ダルマ市でだるまを購入、深大寺で片目を入れてもらったケロ!
本来であれば、2024年のダルマ市尼2023年で購入したお店へとお返しし、新たにだるまを購入、深大寺で目を入れてもらう予定でしたのに所用で行けず、なんとか2024年中には深大寺にお返しができたケロケロ!
深大寺の参詣紹介
2023年初詣と2023年2月





厄除元三大師大祭とだるま市




初めて深大寺のだるま市に来たケロ!
旅するカエル、ケロ!Instagramでも投稿しているケロ!よかったら見てほしいケロケロ!
2023年3月4日 投稿
深大寺、夏の時期



旅するカエル、ケロ!Instagramでも投稿しているケロ!よかったら見てほしいケロケロ!
2024年9月8日 投稿

深大寺参道にあった時の鬼太郎茶屋と区にゅうした御朱印帳






御朱印をいただいてきました!





30数年ぶりの参詣で御朱印を4種類授与いただいたケロ!
アクセスと公式サイト紹介!
深大寺
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
電車、バスでのアクセス
・JR中央線吉祥寺駅(南口)から、
6番乗り場 吉04「深大寺行き」 深大寺下車 深大寺まで徒歩3分
4番乗り場 吉06「調布駅中央口」行き 深大寺入り口下車 深大寺まで8分
・JR中央線三鷹駅(南口)から
3番乗り場 鷹65「深大寺」行き 深大寺下車 深大寺まで徒歩3分
5番乗り場 鷹56「調布駅中央口」行き 深大寺入り口下車 深大寺まで8分

深大寺 公式WEBはこちら
最後に
深大寺は、厄除けや縁結び、出世開運、商売繁盛、家内安全などのご利益が期待でき、特に厄除けで訪れる方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん観光でお越しの方も多く、門前そばである深大寺そばをたべて参詣されていらっっしゃる方も多いかのではないでしょうか。もし東京都調布市ににお越しの際は、深大寺へと参詣されてみてはいかがでしょう!

旅するカエル、ケロ!年に1回は必ずと言っていいほどお伺いします。
特におみくじですね。「凶」が多いとも言われているようで、本厄の時には本当に「凶」が出ましたよ。ちなみにどこのお寺でもでしたけど、ケロ。