川崎大師 東京別院 薬研堀不動院|厄除け、家内安全、商売繫昌など諸願成就が期待でき、江戸三大不動のひとつ!

大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院の本殿。 お寺めぐり
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院の本殿。
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東京都中央区東日本橋にあります「川崎大師 東京別院 薬研堀不動院」、大本山川崎大師平間寺の東京別院です。
薬研堀不動院は目白不動堂、目黒不動尊・瀧泉寺とともに江戸三大不動として、また御府内八十八か所霊場めぐりの二十三番札所としても古くから親しまれているお不動様です。
大本山である川崎大師平間寺は、川崎大師の名称でご存じの方も多いかと思います。ご本尊が厄除弘法大師、厄除け護摩祈祷で有名なお不動様で東京、神奈川の方はお耳にされたことも多いでしょうね。
ちなみに川崎大師 東京別院 薬研堀不動院の公式WEBを拝見するとご本尊は、不動明王尊像との事です。
今回は、厄除けをかね「川崎大師 東京別院 薬研堀不動院」へとお出かけしてご紹介ができればと思っています。

ケロ「よし!」
ケロ「よし!」

旅するカエル、ケロ!厄除けに行く!!「大本山川崎大師平間寺」までは、ちょっと行けそうになく「川崎大師 東京別院 薬研堀不動院」へと行ってくるケロケロ!
できれば、江戸三大不動、江戸五色不動と頑張ってめぐってみたいケロ!頑張るケロケロ!!


川崎大師 東京別院 薬研堀不動院の御紹介!

略縁起

​御本尊・不動明王尊像は、崇徳天皇の代、保延3年(1137)に真言宗中興の祖と仰がれる興教大師・覚鑁(かくばん)上人が、43歳の厄年を無事にすまされた御礼として一刀三礼敬刻され、紀州・根来寺(ねごろじ)に安置されたものです。
その後、天正13年(1585)、豊臣秀吉勢の兵火に遭った際、根来寺の大印僧都(だいいんそうず)はそのご尊像を守護して葛籠(つづら)に納め、それを背負ってはるばる東国に下りました。そして、隅田川のほとりに有縁の霊地をさだめ、天正19年(1591)、そこに堂宇を建立しました。これが現在の薬研堀不動院のはじまりです。
その後、明治25年(1892)より川崎大師の東京別院となり現在に至っています。また、順天堂の学祖と仰がれている佐藤泰然(たいぜん)が、天保9年(1838)に和蘭(オランダ)医学塾を開講した場所でもあります。

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院 公式WEB「薬研堀不動院について」
https://www.yagenborihudoin.com/about.html (2025年3月1日閲覧)

ご本尊と宗派

ご本尊 不動明王
宗派 真言宗 智山派

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院 公式WEB「薬研堀不動院について」
https://www.yagenborihudoin.com/about.html (2025年3月1日閲覧)

矢ノ庫稲荷神社、縁起

今日隣接する東日本橋1丁目あたりが谷野(やの)と呼ばれていた頃、正保2年(1645年)幕府が米蔵を建て谷野蔵(やのくら)矢之庫と称されていました。
その庭中に御蔵の鎮神として三社を合殿した三社稲荷神社をまつりました三社は、中央に「谷野蔵稲荷」、左に「福徳稲荷」、右には「新左衛門稲荷」からなりたっておりましたが、50年程経て元禄11年(1698年)に御蔵を鉄砲洲に移転すると共に、三社稲荷を一緒に移されました。
御蔵の後地に居住する人達がその名を惜しんでそこに三社稲荷を残し、今もなお東日本橋1丁目に「矢の倉三社稲荷」として祭られております。
後年明治6年(1873年)に「新左衛門稲荷」が、昭和7年(1932年)には「福徳稲荷」が、当町にある「初音森(はつねもり)神社」に遷座合祀されたと伝えられ残る「谷野蔵稲荷」は幾多の変遷場所を変え、現存地にその社を構えるに至りました。
その名称に使われている文字もいつの頃から「矢の倉稲荷」と、特に「倉」の文字を強調した呼称に改められました。
祭神は「三社稲荷神社」と同様、「宇賀魂命(うかのみたまのみこと)」と考えられ、御神体はもちろん現存しないわけですが、翁(おきな)の形で手に鎌と稲穂を持つと伝えられております。

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院 矢ノ庫稲荷神社境内立札より

矢ノ庫稲荷神社は、薬研堀不動院の裏手にあるとの情報を参詣されたかたのWEBから知って気づくことができたケロ!、御朱印は、薬研堀不動院で頂けるケロケロ!

ケロ「ホー」
ケロ「ホー」

年中行事と月例行事

■年中行事
・1月 1日 元旦午前零時~ 元朝大護摩供
・1月28日 初不動 新年初めての不動明王のご縁日
・2月  日 節分会・豆撒式
 除災招福、開運満足祈願の大護摩供が厳修され、引き続き境内特設舞台に移動し、 
 年男・年女によって追儺(ついな)の豆撒式が行われます
・4月6日~8日  花まつり
 お釈迦さまのお誕生を奉祝する「花まつり」です。
 この期間ご信徒とともにお釈迦さまの誕生仏に甘茶を灌ぎかけお祝いいたします。
 期間中、参詣者に甘茶が接待されます。
・4月15日 薬研堀不動尊年祭法要
 大本山川崎大師平間寺貫首(当院住職)大導師のもと、薬研堀不動尊年祭法要・大般若経転読会が執り行われます。
・5月 春詣で
 古来より特に大切なお参り月とされています。
 厄除け・商売繁昌・家内安全・開運祈願に、ぜひこのご縁の深い月にご参詣ください。
・7月1日~7日 七夕まつり
 期間中、お護摩修行でご祈祷された短冊にお願いを書き、本堂前階段の笹飾りに結び付け、
 お不動さまにお参りをする、当院夏の風物詩です。
・9月 秋詣で
 古来より特に大切なお参り月とされています。
 厄除け・商売繁昌・家内安全・開運祈願に、ぜひこのご縁の深い月にご参詣ください。
・12月26日~28日 納めの歳の市
 「歳の市」とは、正月用品を商う市のこと。
 かつていくつもの歳の市があり、その中で最後を飾ったのが薬研堀でした。
 現在は衣料品や靴、日用雑貨を格安で販売する「大出庫市(おおでこいち)」も併催され、大いににぎわっています。
・12月28日 15:00~ 18:00~ 納めの不動 
 納めの不動・特別大護摩供修行
 12月28日 17:30~ 張扇供養
 境内「講談発祥記念之碑」前にて、多数の講談師が参列し、古くなった愛用の張扇(はりおうぎ)や扇子を
 お焚き上げし、芸道上達をご祈願します。一般の参詣者も法要に参列できます。
 12月28日 夕刻 辻講釈
 境内では、講談師による辻講釈が行われます。

■月例行事
・毎月15日 写経会 第1回 14:00 第2回 18:00
 ※8月は開催中止
・毎月28日 ご縁日 縁日特別大護摩供修行
 毎月28日 14:00開演 やげん堀縁日講談の会
 
川崎大師 東京別院 薬研堀不動院 公式WEB「年中行事」
https://www.yagenborihudoin.com/event.html (2025年3月1日閲覧)

ケロ「ふふん」
ケロ「ふふん」

旅するカエル、ケロ!5月の春詣で、9月の秋詣で、季節的に気持ちがよさそうですよね。狙うケロ!!

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院の参詣紹介

薬研堀不動院、拝殿

大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院をやげん掘通りから。
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院をやげん掘通りから。
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院、門柱。
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院、門柱。
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院、本殿へと続く階段。
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院、本殿へと続く階段。
ケロ「はーい」
ケロ「はーい」

2025年3月8日、先日の初夏にのような気温から、今日は寒い冬が戻ってきた日ということもあり、参拝されていく方もあまりお見かけはしなかったものの、梅が咲きゆっくり散策できたことに感謝です。
薬研掘不動院は、御府内八十八か所霊場めぐりの24番札所です。御府内八十八か所霊場めぐりも出来れば、専用の御朱印帳があるとの事ですので、こちらを拝受いただいた後、また参拝したいと思っているケロ!

矢ノ庫稲荷神社

矢ノ庫稲荷神社、鳥居。
矢ノ庫稲荷神社、鳥居。
矢ノ庫稲荷神社、鳥居から拝殿。
矢ノ庫稲荷神社、鳥居から拝殿。
矢ノ庫稲荷神社、拝殿。
矢ノ庫稲荷神社、拝殿。

旅するカエル、ケロ!Instagramでも投稿しているケロ!よかったら見てほしいケロケロ!
2025年3月8日 投稿

ケロ「はーい」
ケロ「はーい」

御朱印をいただいてきました!

大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院で拝受いたしました御朱印
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院で拝受いたしました御朱印
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院で拝受いたしました矢ノ庫稲荷神社の御朱印
大本山川崎大師東京別院、薬研掘不動院で拝受いたしました矢ノ庫稲荷神社の御朱印

2025年3月8日(土)
大本山川崎大師、薬研掘不動院、ご本尊様と矢ノ庫稲荷神社の御朱印を拝受いただきました。
御府内八十八か所霊場めぐりの24番札所の御朱印は、専用の御朱印帳を履い樹いただいた後、再度参拝にお伺いしたいと思っています。
関東三十六不動霊場めぐりは、いつか出来ば…。

アクセスと公式サイト紹介!

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院
住所:東京都中央区東日本橋2-6-8
電車でのアクセス
1.地下鉄・都営浅草線「東日本橋駅」下車、B3出口、B4出口 徒歩約3分
2.地下鉄・都営新宿線「馬喰横山駅」下車、A3出口、A4出口 徒歩約5分

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院 公式WEBはこちら
大本山川崎大師平間寺 公式WEBはこちら

最後に

川崎大師 東京別院 薬研堀不動院は、都営浅草線「東日本橋駅」から今回は参拝にお伺いしました。駅から薬研掘不動院までのぼり旗が出ていて薬研掘不動院まで案内をしてくれた事に感謝ですね。また、社務所の近くで若い講談師の方がいらっしゃいましたので何か演目でもあるのかと思っていましたが、こちら薬研掘不動院は講談師発祥の地でもあり、公式WEBを拝見すると定期的に奉納講談が開催さています。参拝と講談、楽しいと思います。
もし東京都日本橋にお越しの際は、川崎大師 東京別院 薬研堀不動院へと参詣されてみてはいかがでしょう!

ケロ「うぇ〜ん」
ケロ「うぇ〜ん」

旅するカエル、ケロ!初回参拝の2025年3月8日は本当に寒い日で夕方から夜にかけて東京では雪が降るような予報でしたので、若い講談師の方に色々と聞けず、参拝だけで帰ることとなってしまい、マジ残念ケロ!

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