【ちーこ&蒼井スピンオフ:福徳神社編(ダブルストーリー長編)】

福徳神社、鳥居前、ちーこと蒼井
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【第二部:完全プライベートデート編】

『日本橋デパ地下散歩と、富袋に秘めた『芽吹』の誓い』

第一章:ちーこのおねだりと、私服の日本橋散歩

銀座_Privateチーコと蒼井
銀座_Privateチーコと蒼井

「ねぇぇぇ〜〜〜っ! 蒼井さん! 今週末は絶対に日本橋! 三越と高島屋に行って、それから福徳神社に行くの〜っ!」

ビジネス撮影の数日後。社内のリフレッシュルームで、私服のサロペット姿のちーこが蒼井のシャツの裾をブンブンと引っ張っていた。

「おい、また服が伸びる。こないだ仕事で撮影に行ってきたばかりだろ?」

「仕事の撮影とプライベートは別! ヤヨイさんの記事にあった『富袋』様も間近で見たいし、日本橋三越本店や高島屋のデパ地下で美味しいデパ地下スウィーツ買って、お洒落なカフェでひと休みしたいんだもん! 蒼井さんと二人で行きたいの!」

「……っ。デパ地下のスウィーツに釣られてるだけだろ、お前は……」

「スウィーツだけじゃないもん! 蒼井さんと私服で日本橋を街散歩したいんだもん! デートしてくれないなら、蒼井さんのメガネのフチ、全部ピンクのマスキングテープで飾っちゃうからね!」

「どんなセンスの嫌がらせだよ……。ハァ、分かったよ、負けた。ただし! 私服デートだから仕事のカメラは置いていけよ」

「やったぁぁぁ! 蒼井さん大好き! 約束だからね!」

第二章:三越・高島屋のデパ地下と、芽吹の富袋

日本橋_Privateチーコと蒼井
日本橋_Privateチーコと蒼井

土曜日。秋晴れの爽やかな青空のもと、私服に身を包んだ二人は日本橋の洗練された街を歩いていた。

まずは歴史ある「日本橋三越本店」と「日本橋高島屋」へ。重厚でクラシカルな建築に見惚れながら、賑やかなデパ地下で美味しそうな和菓子や高級洋菓子を物色する二人。

「見て蒼井さん! 高島屋のデパ地下限定のマロンタルト! めちゃくちゃ美味しそう! ほら、蒼井さんの分も買ったから、あとでカフェで食べようね!」

「はいはい、お前は本当に食べ物を見ると目が輝くな。……ほら、人混みで離れるなよ」

蒼井はそう言うと、自然な所作でちーこの小さく温かい手をギュッと握りしめた。

「あ……っ(急に顔が真っ赤になるちーこ)」

手を繋いだまま二人はコレド室町の谷間に佇む『福徳神社』へ。拝殿で手を合わせ、社務所で黄金色に輝く入手困難な『富袋(宝袋)』を買い求める。

「わあ……! 本当だ! 黄金色の生地に繊細な刺繍が入ってて、すごく綺麗なお袋様……っ!」

ちーこがスマホで写真をパシャパシャと撮りながら嬉しそうに声をあげる。

「蒼井さん知ってる? これね、秀忠公がクヌギの若芽を見て『芽吹神社』って名付けたんだって! 才能やチャンスが芽吹くお守りなんだよ!」

「へえ、芽吹くか。……お前にぴったりの場所じゃないか」

「え? 私に?」

ふと足を止めた蒼井は、授与所で買い求めていた『富袋』をちーこの小さな手のひらにぽんと乗せると、そのまま彼女の手ごと、自身の大きな手で包み込んだ。

「あ……蒼井さん……?」

「お前が毎日一生懸命カメラ構えて努力してるの、俺は一番近くで見てるからさ。……お前の才能も、俺たちのこれから(未来)も、ここで大きく芽吹くといいな」

「〜〜〜〜っっっ!!??!?」

不意打ちすぎる蒼井の優しい言葉と手温に、ちーこの顔が一瞬で林檎のように真っ赤に染まった。

「な、なんで急にそんな格好いいこと言うの……っ!? 胸がドッキュンって鳴って心臓破裂しそうなんだけど!」

「本当のこと言っただけだろ……(照れ隠しにガシガシと頭をかく蒼井)。ほら、赤くなってないでカフェ行くぞ。次は三越で買ったタルト食べるんだろ」

「もうっ! 蒼井さんのツンデレ! でも……すっごく嬉しい……っ!」

第三章:有名カフェのひと休みと、二人の未来

日本橋_Privateチーコと蒼井
日本橋_Privateチーコと蒼井

参拝後、二人は日本橋の街角にある有名クラシカルカフェのテラス席へ。 通りを行き交う人々や洗練された街並みを眺めながら、テイクアウトしたスウィーツと温かいカフェラテでほっと一息つく。

「んん〜っ! お洒落なカフェでいただくサクサクのマロンタルトとカフェラテ、最高に幸せ〜っ!」

「ふっ、口の横にクリームついてるぞ(そっと指で拭いてあげる蒼井)」

「あ……っ(再び赤くなるちーこ)」

ちーこはカフェラテのカップを両手で包み込みながら、嬉しそうに蒼井を見つめた。

「佐久間さんとヤヨイさんの大人のしっとりした日本橋巡りも素敵だけど……蒼井さんと三越や高島屋をぶらぶら散歩して、カフェで美味しいもの食べるデートも、私にとって最高の思い出になったよ!」

「ああ。仕事の相棒としても、プライベートのパートナーとしても……俺たちだけの最高の日本橋になったな」

蒼井はテーブルの下でちーこの手をそっと握り直すと、優しく微笑んだ。

「この富袋みたいに、お前の才能も、俺たちの絆も、これからどんどん芽吹かせていこうな」

「うんっ! 蒼井さんがいてくれれば、私、どんな新しい挑戦の芽だって大きく咲かせてみせるよ! これからの『東京福めぐり』も、ずっと蒼井さんの隣でいっぱい笑うんだからね!」

日本橋の街角を吹き抜ける爽やかな夏の風と、洗練されたカフェの心地よい喧騒。 徳川秀忠公の「芽吹」の加護と富袋の幸運に見守られた二人の絆は、仕事でもプライベートでも決して離れることのない強さで結ばれ、チームケロの新たな開運の旅路『東京福めぐり』へ向かって、賑やかに駆け出していくのだった!