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麻布氷川神社・長編ストーリー【TeamKero現代編】

~九十年目の神輿~第一章 六人、一本松に集合「なんで神社の取材なのに、神社じゃないところ集合なの?」午前九時十二分。一本松坂の途中。チーコはカメラバッグを肩へ掛け直しながら、少し不満そうに言った。「今日の企画構成」蒼井が答える。「麻布氷川神...
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飯倉熊野神社・長編ストーリー【TeamKero現代編】

~八咫烏は、帰る道を知っている~第一章 七人目は現地に来ない「ケロは?」飯倉熊野神社の鳥居前。チーコがスマートフォンを見ながら言った。午前九時二十三分。集合時刻は九時十五分。蒼井は映像機材のケースを地面へ置いた。「来ない」「遅刻?」「最初か...
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麻布・十番稲荷神社・参拝長編ストーリー【TeamKero現代編】

~宝船が消える夜~第一章 七番出口、徒歩ゼロ分都営大江戸線麻布十番駅、七番出口。地上へ出たチーコは、目の前の鳥居を見上げて足を止めた。「やっぱり近い」「徒歩ゼロ分だからな」後ろから蒼井が答えた。「でも、徒歩ゼロ分って不思議な言葉よね。歩いて...
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『時をかける光の軌跡 〜将門公が結んだ六つの約束〜』

第1章:春の日のSOSと、レザージャケットの防風林(蒼井×チーコ)将門塚横の大手町ビル群数年前の四月。大手町のビル街は、鋭利なガラスとコンクリートの谷間から吹き下ろす気まぐれな春風に洗われていた。まだカメラマンのプロとしての覚悟もまとう前、...
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神田明神・納涼まつりアフターストーリー

『熱帯夜のファインダー、残響のふたり』[蒼井×チーコ]三万人のアニソン盆踊りの大狂乱が終わり、全員を解散させた後。蒼井がチーコの手をガシッと引いて向かったのは、お祭りの余韻が遠くに響く、静かな駿河台の夜の帳(とばり)。神田明神のアニソン盆踊...
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神田明神『江戸の粋、未来のひかり』

第一章:春(四月・湯島から妻恋を経て、裏参道に導かれる良縁)秋葉原のデジタルな喧騒や、アニソン盆踊りの凄まじい熱気へと向かう前に描かれる、この「第一章:春」。早春の梅の香りが微かに残る「湯島天満宮」で言葉と技の背筋を伸ばし、最愛の絆を祀る「...
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靖国神社・長編ストーリー『廻るしるべ、光のバトン』

プロローグ:九段の空、回る歯車中央・総武線の黄色い電車が、飯田橋へ向けて、毎日何万人もの「命」を運んでいく。改札を抜ければ、そこは都会の冷徹なビジネスの戦場であり、同時に、古くから続く変わらぬ神域の森が広がる場所。人は誰もが、時代の荒波のな...
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靖国神社・短編ストーリー『英霊の杜、光のバトン』

第一章:春(四月・夜桜詣と、静寂に浮かぶ命の色彩)大扉の重厚な木目と漆黒のシルエットが額縁(フレーム)となり、その向こう側に新春の光を浴びて白く浮かび上がる拝殿と、夜の闇にきらめく夜桜の色彩が鮮やかに切り取られる――。これ以上ないほどクリエ...
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愛宕神社・短編ストーリー『出世の焔、上る足跡』

第一章:春(三月下旬・出世の石段と、お互いの背中を支える一歩)愛宕神社の圧倒的な高低差と仕事運の「焔」のイメージをベースに、プロとしての意地と、だからこそ生まれる劇的な感情の機微を限界まで掘り下げた、【第一章:春(三月下旬・出世の石段と、お...
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赤坂氷川神社・短編ストーリー『四つの志、結ぶ糸』

第一章:春(三月下旬・桜の舞う境内と、新たな良縁を結ぶ一歩)大都会のど真ん中にありながら、そこだけ時が止まったような静謐な江戸の杜が残る【赤坂氷川神社】。吉宗公が遺した総檜造りの社殿や勝海舟ゆかりの「四合(しあわせ)稲荷」など、この地ならで...