【ちーこ&蒼井スピンオフ:日本橋七福神めぐり編(ダブルストーリー長編)】

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【第一部:ビジネスアフターフォロー編】

『七つの社と路地の光影——4Kで紡ぐ人形町シネマティックVlog』

第一章:朝の人形町と、分刻みの撮影プラン

job_ちーこと蒼井
job_ちーこと蒼井

「……おいちーこ、ヤヨイさんの『日本橋七福神』の原稿、読んだか?」

『チームケロ』の編集部。深夜のオフィスでデュアルモニターのタイムラインと向き合っていたチーフプロデューサー兼映像クリエイターの蒼井は、黒縁メガネの位置を直しながら言った。

「読んだよ! 日本で唯一『すべて神社だけで構成された七福神』でしょ? 小網神社、茶ノ木神社、水天宮、松島神社、末廣神社、笠間稲荷神社、椙森神社……人形町の路地裏にギュッと詰まった江戸の信仰! ヤヨイさんの文章、歩くテンポと歴史の重みが本当に心地よかった!」

愛機のミラーレス一眼に超高精細ズームレンズを装着していたカメラマン・ちーこが、蒼井のデスクの横で身を乗り出す。

「そうだ。特に七社それぞれの異なる佇まい——小網の重厚な龍の彫刻、茶ノ木の緑、水天宮の近代建築、ビルの1階に収まる松島、元吉原の末廣、格式高い笠間稲荷、富塚が残る椙森。このコントラストを、朝から夕方までの光の変化とともに4K・60fpsのシネマティックVlogに仕立て上げる。明日は朝イチから動くぞ」

蒼井はiPadのタイムテーブルを指先でタップした。

「朝は人形町集合だ。まずは気合いを入れるために『つじ田』の朝ラーメンで腹ごしらえしてから現場に入るぞ」

「やったぁぁぁ! 朝ラー! 蒼井さんのカラーグレーディングが唸るような、最高にシネマティックなカット撮りまくってくるね!」

第二章:椙森から大混雑の小網へ、そして七社制覇プレビュー

job_ちーこと蒼井
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翌朝、冬の澄み切った朝日が差し込む人形町。 二人は『つじ田』で湯気立つ濃厚な朝ラーメンを啜り、身体を芯から温めてから撮影へ繰り出した。

まずは富くじの歴史を誇る椙森神社へ。境内の富塚碑と石畳を滑らかなローアングルで捉える。 続いて向かった強運厄除の小網神社は、新春の福を求める参拝客で大混雑。長蛇の列と熱気の中、ちーこは望遠レンズを駆使し、参拝者の邪魔にならない位置から社殿に彫られた昇り龍・降りる龍の彫刻、銭洗い弁天の水しぶきを確実に切り取っていく。

「ふぅ〜っ! 小網神社、すごい人出だったね! でも光の角度、完璧に押さえたよ!」

「ああ、よくあの混雑の中でブレずに抜いたな。次は茶ノ木神社だ」

正午近く、火伏せの緑に包まれた茶ノ木神社を撮影した二人は、蒼井が事前に見つけて手配していた隠れ家店『Boeuf 彩(ブッフ サイ)』へ。肉の旨味が凝縮された極上ランチを堪能し、午後の撮影へと弾みをつける。

午後からは白亜の社殿が美しい水天宮の宝生弁財天、ビル一体型の松島神社、元吉原の勝運を宿す末廣神社、そして凛とした佇まいの笠間稲荷神社東京別社へとテンポよく巡り、夕暮れ前に七社すべての撮影を完遂した。

撮影後、二人は『鳴門鯛焼本舗 人形町店』の天然たい焼きと『人形町今半 惣菜本店』の揚げたてアツアツコロッケをテイクアウトし、ベンチでプレビューを確認する。

「見て蒼井さん! つじ田の朝から始まって、大混雑の小網の熱気、Boeuf 彩のランチ、午後の路地裏まで……光のグラデーションが全部綺麗に繋がってる!」

「完璧だな。七つの神社が持つ個性が、お前のカメラワークで生き生きと描かれている。佐久間たちのテキストと合わせれば、日本橋七福神の完全ガイド動画としてバズるぞ」

二人はサクサクの今半コロッケを頬張りながら、プロとしての確かな手応えに満面の笑みを交わし合ったのだった。