東京都台東区にある「待乳山聖天」、「待乳山聖天」本龍院は、浅草寺一山支院のひとつ。天台宗「聖観音宗」の流れとの事です。寺院でありながら本堂正面には「聖天宮」の扁額が掲げられており神仏習合的な信仰が生きているそうですね。
待乳山聖天の境内には、大根と巾着の印が多く見受けられます、大根は深い迷いの心、いかりの毒を表し、大根をお供えすることによって聖天様が心の毒を清めてくださるそうです。その功徳により心身を健康にしていただき、良縁を成就し夫婦仲良く末長く一家の和合をご加護いただけるそうです。巾着は財宝を表し、商売繁盛、事業繁栄のご利益を示しているそうですよ。

今回は台東区、台東区のコミュニテイバス北めぐりんで東武スカイツリーラインの浅草駅前にある①浅草駅から乗車、隅田川公園で下車、なるべく徒歩での移動を避け、到着ケロ!
待乳山と歓喜天鎮座のいわれ
当山は推古天皇の3年、地中から忽然と湧き出た霊山でその時、 金龍が天より降って山を廻り守護したと伝えられています。
それから6年後の夏、この地方が大旱魃に見舞われた時、十一面観世音菩薩はその慈悲の眼をお開きになり、即時の救済をはかって大聖歓喜尊天の姿となって現れたまい、天下万民の苦悩をお救い下さった、これがこの山に尊天が鎮座ましました起源であるといわれています。
その後、文徳天皇天安元年(857)、天台宗中輿の祖、慈覚大師円仁、 東国巡行の折、 当山に参籠して21日間の浴油の修法を行い国家鎮護の祈願をされ、さらに供養法にのっとり、赤梅壇を用いて十一面観世音菩薩の尊容を彫刻されたと伝えられています。
開山以来、長い歴史の中で、多くの人々の篤い信仰を集めてきた当山は、現在に至っても、まさに霊山と呼ぶにふさわしい雰囲気を有し続けております。そもそも「大聖歓喜天 (聖天様)」 とは、密教における普遍の尊格 「大日如来」 の究極の方便の姿、 また観音菩薩の化身として、我々の智慧浅き求願を、世のならいにしたがって成就に向かわしめ、ついには正道へ導
こうというご誓願をお持ちになっておられる尊天であります。 夫婦抱立のお姿は、真俗の二義和合を表し、自他調和の尊さを知らしめ、すべての衆生を洩れなく救おうというご慈悲のあらわれであります。
待乳山聖天配布パンフレットより(2025年3月23日 閲覧)
浴油祈祷
浴油祈祷は聖天様を供養する最神秘の修法です。
人間の欲は際限なく、罪や災いをもたらします。 聖天様は日常のお願いを叶えてくださることで私たちの「むさぼり」の心を取り除こうとされているのであります。
当山では、毎朝欠かさず行われ、ご依頼の皆様の速やかな心願成就を祈願いたしております。 申し込まれますとご依頼の日から7日間修法いたした後、御札あるいはお守りが授与されます。 またお願い事が成就された方のため、聖天様に感謝の気持ちをお伝えする法要も受け付けております。待乳山聖天配布パンフレットより(2025年3月23日 閲覧)
代表的な行事
1月 3ケ日 初詣
1月 7日 大根祭り、大般若講
1月20日 百味講
2月 節分の日 節分
2月20日 浴油講
3月 旧暦初牛 稲荷祭
3月20日 婦人講
4月 第3日曜 安全講祈祷会
5月20日 香油加持会
6月24日 地蔵供養会
待乳山聖天配布パンフレットより
(2025年3月23日 閲覧)
7月17日 出世観音供養会
7月20日 常香講
8月20日 灯明講
9月20日 開山会
10月 第3日曜 歓喜講祈祷会
11月 第2日曜 写経供養会
11月20日 畳講
12月8日 御宮殿御開扉
12月 冬至の日 星祭り
月例行事
朝まいり会 1日〜7日 午前8時〜8時30分
日曜勤行 第2日曜 午前9時
写経の会 第2日曜 午前10時/午後1時
合同大般若 25日 午前11時
待乳山聖天のご紹介
歓喜地蔵尊、出世観音、待乳山聖天本堂



待乳山聖天本堂、稲荷尊、大根のお供え




旅するカエル、ケロ!Instagram、よかったら見てほしいケロ!
2025年3月20日 投稿
御朱印をいただいてきました!


令和7年(2025年)3月21日
(木曜日)
平日、有給休暇をとっての参拝ですf^_^;)
前日が祭日ということもあり、しっかりとアクセスの下調べをして、うまくあまり歩くことのなくお伺いできました。
参拝中、参拝される多くの方が大根を本堂におお供えをして聖天様にお願いをされているのを拝見し、ケロも境内で購入しお供えをしてまいりました。
ぜひ、良縁、健康、夫婦和合等ご利益をいただけますようお願い致しますケロ!
アクセスと公式サイト紹介!
住所:東京都台東区浅草7-4-1
電車・地下鉄・バスの場合
▪️浅草駅より
1.都営バス東42甲 浅草松屋前より南千住行「隅田公園」下車
2. 都営バス東42乙 浅草松屋前より南千住行「リバーサイドスポーツセンター」下車
3.循環バス 北めぐりん 浅草松屋前より「隅田公園」下車
▪️南千住駅より
1.都営バス東42甲 南千住駅西口または南千住車庫前より東神田、東京駅八重洲口行「隅田公園」下車
2.都営バス東42乙 南千住車庫前より浅草雷門行「リバーサイドスポーツセンター」下車
浅草名所七福神めぐりの一社として
浅草名所七福神めぐりとは、
江戸で七福神巡りが行われるようになったのは江戸時代、浅草名所七福神も江戸時代に隆盛を極めたとの事です。戦後一時期中断され、昭和52年(1977年)に復活し今も多くの方が浅草七福神めぐりで参拝をされていらっしゃるとの事です。浅草名所七福神めぐりの九寺社は、浅草寺、浅草神社、待乳山聖天、今戸神社、不動院、石浜神社、鷲神社、吉原神社、矢先稲荷神社で、お正月の期間は、福笹に各社寺の福絵馬をいただき、専用のオリジナル色紙で各社寺のご朱印をいただきながらめぐることができるようですね。
東京都台東区は、コミュニティバスが充実していますし、地下鉄からのアクセスも便利ですよ!また台東区には浅草名所七福神めぐり、谷中七福神めぐり、下谷七福神めぐりの3コースがあるケロ!できれば、時間をかけてもめぐりたいケロケロ!!

最後に
待乳山聖天、初めての参拝でした。圧倒的に女性の皆様方の参拝が多くてびっくりしました。やはり、聖天様のご加護「良縁を成就し夫婦仲良く末長く一家の和合をご加護いただけること、あわせて「財宝を表し、商売繁盛、事業繁栄のご利益が期待できること」ということでしょうか。さてさて、ケロの良縁成就、夫婦和合、商売繁盛、事業繁栄等々、今回は初回参拝で右も左もわからず参拝レポート作成等々で、ご利益がいただけるか心配ではありますので、再参拝都なりそうな予感です。
浅草名所七福神めぐりもさることながら、良縁成就、夫婦和合等のご加護はみなさんが多く参拝されていらっしゃることから強力なのかもしれませんね。浅草寺へとお越しの際には、ぜひこちらも参拝されてみては如何でしょう

旅するカエル、ケロ!台東区の神社めぐりは、コミュニティーバス、本当にオススメです。コースは、北めぐりんが2コース、南めぐりん1コース、東西めぐりん1コース、ぐるーりめぐりんの1コースがあるそうです。
いつかは、制覇したいと思っているケロケロ!
今回は、浅草駅から、北めぐりんで隅田公園まで乗車、バスの待つ時間もそれほどなく、「待乳山聖天」までいこことができました。感謝ケロケロ!