日本橋七福神めぐりの一社でもある「末廣神社」、「末廣神社」は、宇賀之美多麻命(お稲荷様)他4柱と毘沙門天様がお祀りされていて勝運向上、疫病鎮護金運、開運、商売繁盛などが期待できる神社ですね。ちょうど日本橋七福神めぐりをされていらっしゃるかと思われる方々も次から次へと参拝されていました。
アクセスは東京メトロ日比谷線「人形町駅」、都営地下鉄浅草線の「人形町駅」からも近く、ここ「末廣神社」から日本橋七福神めぐりを始められる方もいらっしゃると思いますよ。

冬の晴れ間の気持ちの良い休日、日本橋七福神めぐりの開催期間中には、なかなか参加できないので、時期をずらしてゆっくりめぐる事にしたケロ!。参拝時には、下調べ等していかなかったので気付かなかったのですが、ここ「末廣神社」にある「満願成就 末廣徳の石」で徳運を授かることができるそうですよ。
御祭神の御紹介!
宇賀之美多麻命(お稲荷様)他4柱
毘沙門天
養母世稲荷
末廣神社公式WEB 「御由緒」
https://suehirojinja.or.jp/yuisho/ (2025年2月28日閲覧)
御由緒
当社は古文書によると、慶長元年(1596年)には鎮座していたという記録が残っています。
元和元年(1615年)徳川家康公の命により、山本院實行を駿河の国よりこの地に呼び寄せて当社に奉仕させました。
元和3年(1617年)、庄司甚右衛門らが幕府から許可を得て、当時未開の沼地だった周辺地域を開拓し、江戸町一、二丁目・京町一、二丁目を定めました。これが江戸で初めての遊郭「葭原(吉原)」となり、町が活気づくにつれ、人々は当社を鎮守(地主神)として篤く信仰しました。
明暦2年(1656年)、幕府は江戸市街拡張のため、葭原の移転を言い渡し、さらに翌年の「明暦の大火」により葭原は焼失。同年、遊郭は現在の浅草へと移転し「新吉原」が開かれました。
葭原移転後も町の賑やかさは変わらず、その跡地の難波町(現・人形町二丁目浪花会)、住吉町(現・人形町二丁目二之部町会)、高砂町(現・富沢町南部地区)、新和泉町(現・人形町三丁目東部南側)の四か町の氏神として信仰されました。
当社の周辺には幕府に仕える役人の住宅が多かったことから、これらの崇敬も深く、古くから狛犬や玉垣、幕、調度品など様々なものが多く奉納されております。
現在の社殿は、昭和22年に再建(総檜造り)されたものです。末廣神社公式WEB 「御由緒」
https://suehirojinja.or.jp/yuisho/ (2025年2月28日閲覧)
末廣神社のご紹介
鳥居・手水舎・「養母世稲荷」拝殿



「養母世稲荷」 相殿、もう一柱のお稲荷様
江戸の世、高砂町(現・富沢町南部地区)に徳の高い女性がいました。その女性は助産婦をしながら生計を立て、働く女性のために子供を預かり、また親から見捨てられた孤児を引き取り、食事を与え学問も教え自分の子供のように育てたそうです。
感銘を受けた近隣の武家や庄屋、商売人の援助を受けながらも、その方は奢ることなく多くの女性と子供を助け続けました。
徳の高い女性が亡くなった後、人々はその生き様を称えて稲荷社を建てました。
名前を「養母世稲荷」として崇め奉り、町の有志で今の世まで脈々と護ってきました。
お社の維持が不可能となり、祭礼を古くより当社が務めていたご縁で養母世様を当社でお預かりすることとなりました。
以来、女性と子供の守り神として信仰されております。末廣神社公式WEB 「御由緒」
https://suehirojinja.or.jp/yuisho/ (2025年2月28日閲覧)
末廣神社拝殿・狛犬



は組の石碑 (木遣石)・「満願成就 末廣徳の石」


境内にある大きな椎の木、その根元に様々な徳を授け高める力があるといわれる石があります。
ご参拝をした後、石の上に財(お金)を置き、願いを込めます。
置いたお金を持っていると徳運が貯まり、また、使っても徳運が広がるといわれています。
末廣神社公式WEB 「御由緒」
https://suehirojinja.or.jp/yuisho/ (2025年2月28日閲覧)

「満願成就 末廣徳の石」でお金ではなく、欲張ってお財布を置いてお願いをしたケロ!
旅するカエル、ケロ!Instagram、よかったら見てほしいケロ!
2025年2月16日 投稿
御朱印をいただいてきました!


末廣神社の御朱印と日本橋七福神めぐり末廣神社(毘沙門天)の御朱印を授与いただいたケロ!

アクセスと公式サイト紹介!
住所:東京都中央区日本橋人形町二丁目25番20号
電車・徒歩でのアクセス
1.東京メトロ日比谷線「人形町駅」 徒歩約5分
2.都営浅草線「人形町駅」 徒歩約7分
日本橋七福神めぐり
七福神めぐりは、その年を健やかに過ごせるように、また暮らしにこまらにように等々、願い七福神をお祭りしている七社から八社をめぐる庶民に親しまれた昔からあるイベントですね。
お調べしたら、東京では幾つもの七福神めぐりがお正月の期間だけであったり、1月中の期間開催されているものであったり、通年を通してめぐる事のできる七福神めぐりがある事を知りました。もちろん一つの神社、お寺内で七福神めぐりができるという場所もあります。今回は、タイトルにもある日本橋七福神めぐりの七社をご紹介します。あわせて日本橋七福神めぐりについてのご紹介ページも掲載しましたので一覧をこちらからご覧になってみてください。
・日本橋七福神めぐりのご紹介はこちら
・笠間稲荷神社(寿老神)・小網神社(福禄寿)・宝生弁財天 水天宮境内(弁財天)・末廣神社(毘沙門天)・椙森神社(恵比寿神)・松島神社(大黒神)・茶ノ木神社(布袋尊)
最後に
末廣神社は、日本橋七福神めぐりの一社で、東京メトロ日比谷線「人形町」駅からも近い神社ですね。日本橋七福神めぐりの水天宮内にあります「宝生弁財天 水天宮境内(弁財天)」、「茶ノ木神社」、「松島神社」、「笠間稲荷神社東京別社」、ここ「末廣神社」の五社は、比較的近く、また駅からも近いので徒歩でゆっくりまわることができました。
お近くにお越しの際は、日本橋七福神めぐりオススメですので、お時間が許せばめぐってみてくださいね。

旅するカエル、ケロ!期日内の日本橋七福神めぐりは、期間的にも難しそうですので諦めたケロ!その分ゆっくり各神社をめぐるケロケロ!!
末廣神社での期待できるご利益、開運と勝負運、そして「満願成就 末廣徳の石」へと財布をのせてお願いしたのでもしかすると、はじめて「徳運」が…!期待するケロケロ!!